審査なしETCカードの作り方!ETCパーソナルカードと通常の違い

審査なしETCカードの作り方!ETCパーソナルカードと通常の違い

高速道路をよく使うのに

ETCカードが作れない。

 

クレジットカードの審査に落ちた。

過去の金融事故が残っている。

そもそもクレカを持っていない。

 

料金所の一般レーンで

毎回現金を出しながら

ETCレーンを横目に見る。

あの気まずさ、ありますよね。

 

結論から言うと

審査なしで作れるETCカードは存在します。

 

それが

ETCパーソナルカードです。

通称「パソカ」。

 

高速道路会社6社が共同で発行していて

クレジットカードを1枚も持っていなくても

申し込むことができます。

審査をしない代わりに

先にお金を預ける。

そういう仕組みになっています。

 

この記事では

いくら預ければいいのか

どうやって申し込むのか

通常のETCカードと何が違うのか

そして誰に向かないのかまで

公式の情報をもとに整理しました。

 

(クリックで拡大できます)

 

 

ETCパーソナルカードとは?クレジットカードなしで持てるETCカード

ETCパーソナルカードは

NEXCO東日本、中日本、西日本

首都高速、阪神高速、本四高速の

高速道路6社が共同で発行している

ETC専用のカードです。

 

一番の特徴はここ。

クレジットカードが不要です。

 

普通のETCカードは

クレジットカードに付帯する形で

発行されるものがほとんど。

 

つまり先にクレカの審査があり

そこを通らなければ

ETCカードにもたどり着けません。

 

パソカにはその前提がありません。

クレカを持っていなくても

過去に審査で落ちていても

申し込み自体は可能です。

 

使える場所は

有料道路の通行料金の支払いのみ。

 

買い物には使えませんが

そもそもETCカードなので

そこは問題ないでしょう。

 

支払いは毎月まとめて

銀行口座から引き落とされます。

引落日は毎月27日。

金融機関が休みの場合は

翌営業日になります。

 

 

審査なしで作れるのはなぜ?デポジットの仕組み

なぜ審査をしなくても

カードを発行できるのか。

 

答えはデポジットにあります。

 

デポジットとは保証金のこと。

カードを作る前に

まとまった金額を預けておきます。

 

発行する側から見れば

すでにお金を預かっているので

未払いのリスクがありません。

 

だから

「この人は払えるか」を

信用情報で調べる必要がない。

これが審査なしの正体です。

 

ここで誤解しやすいのが

デポジットは前払いではないという点。

 

プリペイドカードのように

預けた金額が減っていく

という仕組みではありません。

 

通行料金は毎月27日に

口座から引き落とされます。

デポジットはあくまで

担保として置いてあるだけです。

 

そして

利用できる上限はデポジット額まで。

 

実はここ、2023年3月1日に

条件が良くなっています。

 

以前はデポジット額の80%まで

しか使えませんでした。

4万円預けても3万2千円まで。

 

それが現在は

デポジット額の100%に変更されています。

4万円預ければ4万円まで使えます。

 

古い解説記事には

まだ80%と書かれているものがあるので

注意してください。

 

 

デポジットはいくら必要?平均利用月額ごとの早見表

気になる金額を見ていきます。

 

デポジットの計算方法は

とてもシンプルです。

 

平均利用月額の4ヶ月分。

 

毎月1万円くらい

高速道路を使うのであれば

4万円を預けることになります。

 

選べる金額は決まっていて

次の5段階から選びます。

 

平均利用月額 デポジット額
750円 3,000円
1,250円 5,000円
2,500円 10,000円
5,000円 20,000円
10,000円 40,000円

 

注目してほしいのは

上の3段階です。

3,000円、5,000円、10,000円。

この少額の枠は2023年3月に新設されました。

 

それまでは最低でも

2万円からのスタートでした。

 

いまは月750円程度の利用なら

3,000円から始められます。

 

たまに高速を使う程度なら

ハードルはかなり下がっています。

 

逆に毎月のように

長距離を走る方は

それなりの金額が必要です。

 

なお高額のデポジットを納める場合

納付方法が分かれます。

 

・28万円以下

コンビニ払込用紙で納付

 

・30万円以上

ゆうちょ銀行の専用払込用紙で納付

 

年会費は別途かかります。

カード1枚あたり

1,257円(税込)です。

 

通常のETCカードとの違い

クレジットカードに付帯する

一般的なETCカードと比べると

違いがはっきり出ます。

 

項目 ETCパーソナルカード 通常のETCカード
審査 なし クレジットカードの審査あり
発行の条件 デポジットを預ける クレジットカードを持っている
初期費用 3,000円〜40,000円 不要な場合が多い
年会費 1,257円(税込) 無料のものが多い
利用限度額 デポジット額まで カードの利用枠の範囲内
支払い方法 毎月27日に口座引落 クレジットカードの引落日
申込方法 申込書を郵送 Web完結が中心
発行までの日数 入金から約2週間 最短即日〜2週間程度

 

まとめると

審査がない代わりに

お金と時間がかかるという構図です。

 

 

申し込みから発行までの流れと必要書類

ここが最大の関門です。

今どき珍しいくらいアナログです。

流れはこうなります。

 

・申込書を作成する

公式サイトから申込書をダウンロードし

A4用紙に印刷して手書きで記入します。

プリンターが必要になります。

 

・事務局へ郵送する

記入した申込書を

本人確認書類のコピーと一緒に

事務局へ送ります。

 

・デポジットを納付する

審査ではなく確認が済むと

振込の案内が届きます。

ここで指定の金額を納めます。

 

・カードが届く

デポジットの入金確認から

カード到着まで約2週間です。

 

必要な本人確認書類は

次のどちらかです。

・運転免許証

・マイナンバーカード(表面のみ)

 

運転免許証で住所変更をしている方は

裏面のコピーも必要になります。

 

つまり申込書を送ってから

手元に届くまで

3週間前後は見ておくべきです。

 

来週の旅行に間に合わせたい。

そういう使い方はできません。

 

ETCパーソナルカードの公式サイトはコチラ

 

 

 

ブラック・債務整理中・無職でも作れるのか

一番知りたいところでしょう。

結論から言います。

信用情報は関係ありません。

 

パソカの発行にあたって

信用情報機関への照会は行われません。

そもそも審査という工程がないからです。

 

属性ごとに整理します。

・過去に金融事故がある方

作れます。

延滞や代位弁済の記録があっても

パソカの発行には影響しません。

・債務整理中の方

作れます。

任意整理や自己破産の手続き中でも

デポジットを用意できれば申し込めます。

・無職・年金受給者・学生

作れます。

収入証明の提出は求められません。

 

見られているのは

年収でも職業でもなく

デポジットを納められるかだけ。

 

ここまで属性を問わないカードは

ほかにありません。

 

クレジットカードの審査に

何度も落ちてきた方にとっては

現実的にこれが唯一の取得方法

になっています。

 

カードが止まるケースと残高不足の注意点

作ったあとの話もしておきます。

 

パソカには

利用が停止される条件があります。

主に3つです。

 

・未決済の残高がデポジット額を超えた

たとえば2万円預けている状態で

引き落とし前の利用額が

2万円を超えてしまった場合。

その時点で一時的に使えなくなります。

 

・口座引落ができなかった

毎月27日の引き落としが

残高不足などで失敗した場合です。

 

・デポジットの増額に応じなかった

利用額が増えてくると

デポジットの増額を求められます。

これに応じないと停止対象になります。

 

注意してほしいのは

停止は突然やってくるということ。

 

料金所に入ってから

バーが開かないと気づく。

これが一番困ります。

 

長距離を走る予定があるときは

事前に利用状況を確認しておく。

これだけで防げます。

 

なお引き落としの結果が

反映されるまで3営業日かかります。

払い込んだ直後は

まだ復旧していない可能性があります。

 

 

 

デポジットは戻ってくる?解約時の扱い

預けたお金がどうなるのか。

ここも気になる点でしょう。

 

デポジットは

預けているだけのお金です。

 

手数料として取られるわけでも

通行料金に充当されるわけでもありません。

 

カードを解約すれば

未払いの通行料金を精算したうえで

残りは返還される扱いになります。

 

 

つまり年会費の1,257円を除けば

実質的なコストは

お金を一時的に預けることだけ。

 

そう考えると

デポジットのハードルも

少し下がって見えるのではないでしょうか。

 

ただし解約まで

そのお金は動かせません。

生活費を削ってまで

高額のデポジットを積むのは

本末転倒です。

 

無理のない金額から

始めるのが賢明ですね。

 

 

まとめ 審査が不安ならETCパーソナルカードが唯一の正攻法

最後に要点を整理します。

 

・高速道路6社が共同発行する

審査なしのETCカード

 

・デポジット(保証金)は

平均利用月額の4ヶ月分

 

・預ける金額は3,000円から40,000円。

2023年3月に少額枠が新設された

 

・利用限度額はデポジット額の100%。

以前の80%から改善されている

 

・年会費は1,257円(税込)。

申込は郵送で、発行まで約2週間

 

・信用情報は照会されないので

債務整理中でも無職でも申し込める

 

必要なのは

ほんの少しの準備期間と、預け金だけ。

 

まずは自分が毎月

どれくらい高速を使っているか。

そこを計算するところから

始めてみてくださいね。

 

当ブログはすべてフィクションです

実践は自己責任でお願いします

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