090金融借入ドキュメント【ハイエナ死闘編】

前回、自己破産するにしても

踏み倒すにしても、最終的に

“返済しない”という意味では

同じではないか、という記事。

例え自己破産するにしても、 そのまま踏み倒すにしても、 どちらか悩む状態であるなら すでに"末期"とお察しします。...

“中小規模の金融業者”に限っては

あらぬところから電話があるので

一括申込はやめましょう。

と、書かせてもらったのですが

その後に”ふと”気になりました。

もしかすると、言葉を無視して

すでに実行されてしまった方が

少なからずいるのではないかと。

一括申込をしてしばらくすると

携帯に見知らぬ番号から電話が

かかってくるようになります。

そして、恐らくこう言われます。

「融資のご相談です」

“090金融”とよばれる闇金融です。

いくら断っても着信拒否にしても

番号を変えて電話をしてきたりや

SMSできたりでキリがありません。

これは090金融のグループに

“リスト”が渡っている証拠。

個人情報を拡散している犯人は

一括申込した業者の内の1つ。

初めは優しい口調から始まります

「融資のご相談です!」

「いくらかご用立てしましょうか?」

まるで野生のハイエナです。

甘い誘惑に引っかかったら最後。

この肉体が完全に息絶えるまで

骨の髄まで搾り取ってきます。

したがって、090金融には

絶対に手を出さないように。

当ブログはすべてフィクションです。

実践は自己責任でお願いします。

と、いう話ではありません。

これは、そんな甘い誘惑に

いとも簡単に引っかかった

1人の男のドキュメント。

闇金融の審査

「最大50万円までご融資可能です」

よくそんな噓を・・・と思いながら

どこかで信じている自分がいました。

消費者金融もどきの問答を続け

氏名・住所・生年月日・勤務先

緊急連絡先として、私の両親の

連絡先まで聞いてくる始末です。

今思えば、流出している情報は

“名前・携帯番号・お金が必要”

の、3つだけだった気もします。

ただ、念には念を入れました。

最終的に免許証をメールすることは

想定の範囲内でしたので、質問では

免許証の“表面の住所”だけを伝えて

“裏書している住所”は伏せることに。

そして、いざメールするときにだけ

あらかじめ用意しておいた、裏面が

白紙の免許証を送ることにしました。

勤務先も勿論、適当に答えました。

適当な会社名と自宅の固定電話。

在籍確認は結局ありませんでした。

両親は”疎遠でいません”と答えると、

友人を連絡先でつけてくれとのこと。

さすがに友人もいないとなれば

断られる可能性もあったために

小学校の頃の”誰か”を思い出し

サブ携帯の番号を伝えました。

「では、所定の審査に入ります」

「少々お待ちください」

ツッコミどころが満載ですが

実際に借りるまでが勝負です。

10分後、再び闇金融からの着信。

「上司とも相談したんですが、

 初回は5万円という結果です」

(続く)

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