【税金激安の罠】自家用車を「商用車(貨物)」登録して乗るのはお得?毎年車検と後部座席の落とし穴
「毎年5月の自動車税が
高すぎて払えない…」
地方で暮らす金欠民にとって
車の維持費は
まさに家計を圧迫する
ガン細胞ですよね。
そんな中で
ネットの節約術などで
たまに見かけるのが
「自家用車を『商用車(4ナンバー)』で
登録すれば、税金が劇的に安くなる!」
という夢のような裏ワザです。
確かに税金は安くなりますが
これにはとんでもない
「落とし穴」が隠されています。
今回は
普通車を貨物車登録して乗る
メリットと
絶対に後悔する3つの罠について
徹底解説します。
商用車(貨物車)登録の最大のメリット
商用車(1ナンバーや4ナンバー)とは
荷物を運ぶことを
主な目的とした車のことです。
本来は配達業者や
職人さんが使う車ですが
これを一般人が「自家用」として
登録して乗ることも
法律上は可能です。
自動車税が「数千円〜1万円台」に!
最大のメリットは
毎年5月にやってくる「自動車税」が
爆安になることです。
例えば、排気量2000ccの
普通のミニバン(3ナンバー)の場合
自動車税は「39,500円」かかります。
しかし、これを
商用車(4ナンバー)に変更すると
なんと「16,000円」まで下がります。
半額以下です。
※商用車は排気量でなく
積載量で決まります
そのため1トン以下登録で
8000円に抑えることが
できます。
| 1トン以下 | 8,000円 |
|---|---|
| 1トン超 2トン以下 | 11,500円 |
| 2トン超 3トン以下 | 16,000円 |
| 3トン超 4トン以下 | 20,500円 |
これだけ見ると
「絶対に商用車にした方がお得じゃん!」
と思いますよね。
【落とし穴①】普通車は「毎年車検」の地獄
税金が安くなる代わりに
待ち受けている最大の罠。
それが「車検の期間」です。
普通の乗用車(3ナンバーや5ナンバー)は
新車なら3年、その後は
「2年に1回」の車検ですよね。
しかし
普通車を商用車(1・4ナンバー)に
登録変更した場合
なんと「1年に1回(毎年車検)」
になってしまいます。
結局、維持費は高くなる?
自動車税が年間2万円安くなっても
毎年車検に通すための
「基本工賃」や「印紙代」
「部品の交換代」が毎年かかります。
さらに、商用車は
自賠責保険や任意保険の料金が
乗用車と異なる(高くなる場合がある)ため
トータルで見ると
「乗用車のまま乗っていた方が安かった」
という本末転倒な結果に
陥りやすいのです。
【落とし穴②】後部座席が実質「使えない」
「車検が毎年でも自分で通す
(ユーザー車検)から平気!」
という車に詳しい人でも
ぶち当たる2つ目の罠があります。
商用車として登録するには
国が定めた厳しい
「構造の条件」をクリアしなければ
なりません。
荷台を客室より広くするルール
貨物車として認められるには
「荷物を載せるスペースの方が
人が乗るスペースより広くなければならない」
という絶対ルールがあります。
そのため、普通車を改造して
商用車登録する場合
後部座席を完全に「取り外す」か
直角の状態でガッチリ固定して
「リクライニングできない(人が乗れない)状態」
に改造する必要があります。
家族や友人は乗せられない
後部座席が使えないため
実質「2人乗り」の車になります。
キャンプ道具を積んで
ソロキャンプや車中泊に行くなら
最高かもしれませんが
家族や友人を乗せて
出かけるのには完全に不向きです。
【落とし穴③】改造費で元が取れない
今の自家用車を
商用車(4ナンバー)に
変更(構造変更)するには
先ほどのように座席を外したり
仕切り棒をつけたりする
改造が必要です。
当然、業者に頼めば
数万円の工賃がかかりますし
陸運局での厳しい審査も
待っています。
「数万円の税金を浮かすために
数万円払って車を不便に改造する」
というのは
非常にコスパの悪い金策です。
結論:中古の「軽自動車」を買うのが大正解
もしあなたが
「とにかく車の維持費を安くしたい」
「荷物をたくさん積んで
キャンプや車中泊を楽しみたい」
と考えているなら
わざわざ普通車を改造して
商用車登録するのは
おすすめしません。
一番賢い選択は
最初から「中古の軽バン(軽貨物)」
を買うことです。
(クリックで拡大できます)
軽バンなら「車検は2年・税金5,000円」
エブリイやハイゼットなどの
「軽貨物(軽の4ナンバー)」は
商用車でありながら
車検は「2年に1回」で済みます。
(※ここが普通車の商用車との決定的な違いです)
そして自動車税は
破格の「年間5,000円」。
これなら
毎年の車検地獄に怯えることもなく
後部座席を倒せば
巨大な荷台として
キャンプにも大活躍します。
まとめ:目先の安さに騙されないで
「税金が安くなる」という
甘い言葉の裏には
必ず「車検」や「利便性」という
代償が隠されています。
普通車の商用車登録は
維持費を安くするためではなく
「どうしてもその車で
事業用の荷物を運びたい人」
のための制度です。
金欠を乗り切るための
車の節約術なら
変な改造に手を出さず
大人しく「軽乗用車」か「軽バン」に
乗り換えるのが
一番安くて安全なルートですよ。
当ブログはすべてフィクションです
実践は自己責任でお願いします
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