【お金の雑学】1万円札の原価はたったの20円?紙幣と硬貨の「本当の価値」と製造コスト
私たちが毎日
必死に稼ごうとしている
「お金」という存在。
財布に入っている
1万円札や500円玉を見て
ふと疑問に思ったことは
ありませんか?
「このお金って
いくらで作られているんだろう?」
実は
私たちが絶対の価値があると
信じているお金の「原価」は
驚くほど安いものと
逆に「赤字」のものがあります。
今回は
知っているようで知らない
紙幣と硬貨の製造コストの
衝撃的な雑学を紹介します。
1万円札の原価は「約20円」
まずは
みんなが大好きな
「1万円札」から見ていきましょう。
あの渋い顔が印刷された
ありがたい紙切れですが
日銀の公式サイトで
公表されている
「毎年の銀行券製造費(予算)」
「国立印刷局への発注枚数」コチラ
から計算すると
作るのにかかっている費用は
たったの「約20円」と
言われています。
(クリックで拡大できます)
ちなみに
5000円札は1万円や千円札の
10分の1しか作られていません。
他のお札も原価はほぼ同じ
驚くべきことに
5千円札も千円札も
原価は1万円札とほとんど同じ
「約20円前後」です。
特殊なインクを使い
すかしやホログラムといった
世界最高峰の偽造防止技術を
詰め込んでいるにも関わらず
この安さで作れるのは
日本の技術力の賜物です。
製造コストのほとんどが
原料といわれています。
ミツマタとアバカ(マニラ麻)
という和紙に使用する
原料を輸入にほぼ依存
していています。
たった20円で作られた紙切れを
私たちは「1万円の価値がある」
と信じ込んで
毎日ありがたく使っているのです。
1円玉は作れば作るほど「大赤字」
紙幣が超ボロ儲け(?)
なのに対して
硬貨の原価は少し事情が違います。
最も衝撃的なのが
「1円玉」の原価です。
原価はまさかの「約3円」
1円玉は
100%アルミニウムで
作られています。
近年
材料であるアルミの価格が
世界的に高騰しているため
1円玉を1枚作るのに
「約3円」のコストが
かかっていると言われています。
つまり
国からすれば
「1円玉を作れば作るほど赤字」
という異常事態が
起きているのです。
キャッシュレス化が進み
1円玉の製造枚数が
激減しているのには
こうしたコストの問題も
大きく絡んでいます。
他の硬貨の原価はいくら?
では
他の小銭はどうでしょうか。
(※金属価格の変動により
目安の金額となります)
・5円玉(黄銅):約1.6円
・10円玉(青銅):約2.8円
・50円玉(白銅):約12円
・100円玉(白銅):約25円
という風になっています。
硬化も同じように
原料を輸入していて
その貴金属の価格から
影響を受けています。
500円玉は意外と高い?
一番大きな「500円玉」の原価は
「約30円〜40円」
と言われています。
2021年に発行された
新しい500円玉(バイカラー・クラッド貨)
は、2種類の金属を組み合わせる
複雑な構造をしています。
(クリックで拡大できます)
偽造防止技術が
ふんだんに使われているため
他の硬貨よりも
少しコストが高めになっています。
それでも
500円という額面から見れば
十分に安く作られていますね。
「1円玉を溶かして売る」のは犯罪!
ここで
勘のいい人は
ある「錬金術」を
思いつくかもしれません。
「1円玉を大量に集めて
アルミの塊として
金属スクラップ業者に売れば
儲かるんじゃないの?」
原価が3円なら
確かに儲かりそうですよね。
しかし明確な犯罪行為です。
日本には
「貨幣損傷等取締法」
という法律があります。
硬貨を故意に傷つけたり
溶かしたりすると
「1年以下の懲役または20万円以下の罰金」
という重い罪に問われます。
余談:1万円金貨の販売価格が11万円?
少し余談になりますが
国が記念行事などで発行する
「記念金貨」というものが
存在します。
直近では令和3年に
「郵便制度150周年記念」と
「近代通貨制度150周年記念」
として
1万円金貨が発行されました。
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(クリックで拡大できます)
額面は「1万円」ですが
当時の販売価格はなんと
「約11万円」でした。
これは
金貨に使われている純金の
当時の相場や製造コストが
そのまま販売価格に
反映されていたからです。
金価格高騰で価値が爆上がり! 一枚40万円!?
ちなみに・・・
この1万円金貨ですが
近年の異常な金価格の高騰により
現在の買取市場では
30万円〜40万円ほどの
価値に跳ね上がっています。
「1万円の硬貨が40万円になる」
という、原価と額面が逆転した
夢のあるお金の雑学でした。
まとめ:お金の正体は「みんなの信用」
いかがでしたか?
原価20円の紙切れが
1万円として使えて
原価3円のアルミの塊が
1円としてしか使えない。
お金の正体とは
金や銀のような
物質的な価値ではありません。
「これは1万円の価値がある」
と日本中の全員が信じている
『信用』そのものなのです。
次に財布の中身を見る時は
少し違った視点で
お金を眺めてみてくださいね。
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