人生をやり直したい

■相談者

なおと 様

■相談内容

以前、サラ金から100万円借金をして

それを2年前に任意整理しています。

ただこの2ヶ月の間、家賃や友人の

借金の支払いで支払いをしていなく

今すぐにでも切羽詰まっています。

給料は手取り24万円あるのですが

支払いを溜め込みすぎ、一発を狙い

ギャンブルしてしまい、自分の首を

さらに絞めている状況になります。

まとまったお金があれば・・・

いつも思いますが、無理な金策

後になって後悔をしています。

良い方法があれば教えてください。

人生やり直したいです。

回答

切迫した状況とお見受けします。

手取りで24万円もあるのでしたら

家賃や任意整理の支払いを含めても

一般的な生活はできるかと思います。

原因は恐らく”ギャンブル”でしょう。

ギャンブルで一発逆転を狙うことは

決して悪いことだとは思いません。

世の中には”それ”で生計を立てる

強者も存在しているのですから。

むしろ誰もが夢見ていることです。

しかし、人生は“結果”がすべてです。

ギャンブルが”原因”で自転車操業に

陥っているのならば、今すぐにでも

自己抑制して止めるべきと思います。

そもそも止める気がない、もしくは

どうしても止められないのであれば

優先順位を決めてはいかがでしょう。

給料が支給されたときに、絶対的に

支払うべきお金は先に返済しておく。

絶対的とは、支払いすべてを

指している訳ではありません。

“それ”を支払わなければ、今後の

人生を左右される事態になるのか。

優先順位を決めて欲しいのです。

  • 家賃
  • 光熱費
  • 食費
  • 携帯料金
  • 後払いの残金
  • 任意整理の分割
  • 友人からの借金

上記に優先順位をつけるとすれば

まずは任意整理の分割・携帯料金

友人からの借金の順番でしょう。

(携帯料金は分割の場合)

理由は“信用情報”が基本であるから。

信用情報をホワイトにしておけば

いつか挽回できる好機が訪れます。

前提として人生をやり直すほどの

お金を手に入れる方法は2つのみ。

“稼ぐ”“借りる”かです。

その他、遺産相続・宝くじ当選

犯罪行為(詐取・強奪)などは

ここでは省略させてください。

“稼ぐ”ことに関しては、相談者様の

現在の仕事・副業内容によりますし

この先いかに稼ぐか才能は別として

アイデア・努力・人脈によるもの。

現実的であれば“借りる”方でしょう。

そして”借りる”という金策は

大きく分けて以下の通りです。

  • 親族・友人・知人
  • 日本政策金融公庫
  • 銀行プロパー融資
  • 消費者金融
  • 銀行カードローン
  • クレジットカード

など。

勿論、親族に困窮した理由をつけ

借金ができれば一番いいのですが

それは最終手段に置いておきます。

ほとんどの”借入機関”は

信用情報に左右されます。

つまり、信用情報を保持することが

やり直せる“唯一の好機”ということ。

仮に、現在がホワイトな状態であれば

可能な限り借金をして自己破産するか

踏み倒すことさえもできるでしょうが

今の現状で、それを遂行したところで

相談者様にメリットがありません。

残りの人生を”現金一括払い”のみで

生きていくしかできなくなります。

また、ご友人の借金への返済順位は

必ず支払いの上位にあげてください。

信頼関係や友情云々のことではなく

人間関係から生まれる”お金”が一番

リスクがなく効率的な金策ですので

“貸しても必ず返してくれる人”との

イメージを定着させることです。

優先順位が低い家賃などに関しては

個人的に余り緊急性を感じません。

信用情報に“傷がつく”か、もしくは

“傷がつかないか”が優先順位の基準。

後払いの残金なども然りです。

仮にお住まいの家賃が6万円として

今後”3ヶ月”は絶対に支払わないと

自身の中で覚悟を決めたとします。

そうなれば、当たり前の話ですが

3ヶ月間“6万円”が浮いてきます。

最終的に保証会社・管理会社から

18万円の支払いを求められますが

無い袖は振ることはできませんし

今の社会、強制退去も不可能です。

“分割和解”になることが常でしょう。

“2万円×9回払い”の和解であれば

“無利息”で18万円を借入した後に

分割で返済していくことと同じ。

これは、決して上記の”奇策”を

推奨している訳ではありません。

支払いに対する“概念”そのものを

変えてしまい、自ずと優先順位を

決めれるようにする、ということ。

また、自分の身を守る防衛策として

相談者様は現在、職がありますので

給料・口座の差し押さえ回避のため

現在支払いをしている業者すべてに

勤務先などの変更(退職した旨)を

伝えておく方が無難かと思われます。

(家賃の支払い先も含めます)

当ブログはすべてフィクションです。

実践は自己責任でお願いします。

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