住宅を購入し、借金の金利を安くする・・そんな手口で金策をしている人がいます。
消費者金融やキャッシングの金利は10%超え、現金化業者となるともっと高いです。
一方で、住宅ローンであれば金利は0%~1%台、高くても2%台です。
ですので、当然借金は全て住宅ローンにまとめたほうがお得なのは言うまでもありません。
ここに目を付けて、全ての借金を住宅ローンに切り替える輩がいます。
今回はその手口をご紹介していきます。
中小クラスのハウスメーカーや不動産屋に家の購入を相談
まずやることは中小クラスのハウスメーカーや不動産屋に家の購入を相談することです。
大手クラスの場合はコンプライアンスが厳しくなっているので、難しいことが多いようです。
中堅のハウスメーカーや地域の不動産屋に相談したほうが良いようです。
家は新築ではなく、中古の物件でも問題ありません。
安い戸建てであれば数百万円で購入することができます。
まずは目ぼしい住宅を見つけて、購入する意思を見せましょう。
住宅ローンを増額できないか相談する
購入する意思を見せた後に、物件価格以上に住宅ローンを組めないか相談します。
通常であれば住宅ローンは物件価格相当の金額でしか住宅ローンを組むことができません。
しかしながら、実は昔からばれないからという理由で住宅以上の金額で住宅ローンを組む手口が横行していました。
例えば本来の物件の価値は500万円しかないのに、800万円の住宅ローンを組むという手口です。
200万円の消費者金融からの借入があった場合、この手法を利用することで一瞬で重たい借金が消えるまさに魔法の手口といえるでしょう。
書類を2つ作成し、銀行側に高く見積もった書類を作成
このスキームは不動産屋もグルになって行います。
不動産屋は本来の物件購入用の書類と銀行提出用の書類を2つ作成します。
物件価格が500万円の場合、本来の書類には物件価格500万円と記載されていますが、銀行提出用の書類には800万円と記載されています。
ですので、銀行は800万円の住宅ローンを通過させるという流れになります。
不動産屋は申込者が審査に通過しなさそうとなると、源泉徴収票を改ざんしたり、預金通帳を偽造したりと様々な偽造工作をするケースもあるようです。
ですので、多少借入が大きかったり、給料が低い方でも問題なく住宅ローンが通るケースも少なくないようです。
近年新型コロナウィルスの影響で、家が売れなくなってきたこともあり、不動産屋も強引に住宅ローンを通すケースも増えているという話も耳にします。
同様に、このような手口で借金を帳消しにする輩も増えているようです。
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