借金の返済を無視し続けると、債権者により裁判を起こされる可能性があります。ここでは借金滞納の裁判の流れを説明していきます。
借金の返済をどれくらい無視すると裁判になる?
借金の返済を無視し続けると債権者により裁判を起こされる可能性があります。
この裁判は債権者によって起こされるものです。
そのため借金の返済をどのくらい無視すると裁判になるかどうかは、債権者次第と言うことになります。
一般的には期日まで返済は行われなかった際に電話連絡が繰り返し行われます。電話連絡を無視すると今度は書類が郵送され、支払い期日等が記載されたものが届くでしょう。
それでも無視を続けると内容証明にて借金を返済するよう書類が郵送されてきます。内容証明にて借金の督促が行われる場合、基本的にはその書類内に連絡がない場合には裁判を起こすことが記載されているはずです。
その内容証明を無視してしまい、実際に裁判になる方が多いです。
個人間の借金の場合では電話や手紙での催促の後、内容証明なしに裁判を起こされることもありますので、借金は滞納しているかぎり裁判に発展する可能性があると考えておくべきです。
実際に裁判になった後の流れ
実際に裁判になると債権者からではなく裁判所から書類が郵送されてきます。
裁判所からの郵便は特別送達と呼ばれる形で届きますので、必ず本人が受け取る必要があり書類を見ていないという言い訳はできません。
特別速達は受け取り拒否は出来ませんし、受け取った後に中身を確認しなかったからと言って裁判が中止になるものではありませんので、受け取り後には必ず内容を確認しましょう。
中身は支払い督促申立書という書類で、簡単に説明してしまうと「借金ありますよね?それを一括返済してください。出来なければ強制執行しますよ」という内容です。
無視すると14日以内に強制執行が行われます。
貯金や不動産、給料や車などが差し押さえられてしまうということです。
特別速達により支払い督促申立書が届いて強制執行を回避するためには、異議申し立てを行う必要があります。
異議申し立ては裁判回避ではなく、裁判によって分割支払いを認めてもらうなど強制執行を回避するためのもので、異議申し立てを行うと言うことは通常訴訟に切り替わることを意味します。
分かりやすく言うと一括で返済するしないを裁判で争うこととなるわけです。
一度強制執行により差し押さえが行われてしまうと、返済が完了するまでずっと差し押さえられたままにになってしまいますので、裁判で一括で払うことができない理由を説明し分割払いを認めてもらう方法を考えるのが得策でしょう。
しかし当然ながら異議申し立てをすれば100%分割支払いが認められるわけではないので注意です。
とくに収入の多い少ないは別として安定的な収入がない場合は認められない場合がありますので、無職の場合はなんとしてもバイト先を見つけましょう。
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