【相談者】
かおるこさん(28歳・女性)
【相談内容】
私は債務整理を考えています。
ショッピングをしすぎて信販会社のローンの支払いが追い付かず、返済をするために消費者金融等から借入をすることになってしまいました。
ボーナスでなんとかしようと思っていたのですが、営業成績がふるわずボーナスが思ったより出なかったので、返済の目途が立たなくなってしまいました。
営業職なので毎月18万~25万円の間で給与をもらっています。
毎月の返済が5万で、10万そこらでなんとかギリギリ生活しているという状況です。
債務整理を考えて弁護士の先生のホームページを見るのですが、任意整理だとしても1社に2万~で私は4社あるので8万円、自己破産手続きの場合には30万円とあって、そんなお金が支払えるわけではありません。
何か良い方法はありませんか?
【回答】
債務整理をすると返済をとめることができます。
今まで返済のためにあてていたお金をそのまま弁護士・司法書士に対する費用支払いにスライドすることができるので、無理なく支払いができるようになっているので安心してください。
【解説】
1.原則として弁護士・司法書士は、相談だけでも費用がかかるし、依頼をすると先にお金を受け取る
弁護士・司法書士は国家資格に基づく専門家で、相談をする場合には30分5,000円~の相談料を必要とするケースが非常に多いです。
また、依頼にあたっては着手金という費用がかかることが原則です。
2.債務整理を専門にしている弁護士・司法書士は報酬の支払い方法を工夫している
当然ですが、債務整理が必要な状態になっている方の中には、弁護士・司法書士に支払う5,000円すら用意できない場合が多いのです。
ですので、債務整理を専門にしている弁護士・司法書士は、相談を無料にしたり、弁護士費用を分轄にするなどして、債務整理を必要としている人が利用しやすいように工夫をしています。
3.返済をストップできるので無理なく支払いができるようになっている
ただ、分割での支払いができるといっても、現状返済でパンパンになっている相談者様のような場合では、分割してもらってもそれすら払えない…という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、債務整理を弁護士・司法書士に依頼をすると、その時点で貸金業者等への支払いはストップすることができるような実務ができあがっています。
ですので、相談者様のケースでいうと、毎月の5万の返済をストップして、その分を弁護士・司法書士への費用にすることができます。