サマージャンボ宝くじ当選金
一等前後賞合わせて7億円
サラリーマンが稼ぐ生涯賃金が
2億5000万円といわれている今
夢のような確率でありながらも
夢の生活が送れるのも事実です。
しかし、本当に宝くじの当選率は
“夢のような確率”なのでしょうか。
宝くじに対しては思う節があり
どうしても身銭を切ってまでは
購入しようと思いません。
その理由の1つが控除率・・・。
控除率(ハウスエッジ)
宝くじや、その他ギャンブルの
“控除率”はご存知でしょうか。
“ハウスエッジ”とも呼びます。
ギャンブルには必ず胴元がいます。
胴元も慈善事業ではありませんので
運営していく上で、最低限の利益が
少なからず必要となってくるのです。
あからさまに”儲かりません”と
大っぴらに宣言をしてしまえば
誰もギャンブルに参加しません。
ですので、あらゆるギャンブルは
“いくらかは必ず負ける仕組み”が
必ず組み込まれているということ。
そして負けた際、胴元の懐に入る
収益のことを“控除率”と呼びます。
例えば、パチンコ店の控除率は
一般的に15%といわれています。
仮に1万円でパチンコを楽しんだ場合
最終的に8500円は手元に残りますが
1500円は店側に支払ってください。
と、いう解釈になります。
勿論、何倍も儲かる方もいますし
1円も残らない方もいるでしょう。
控除率は全体の”平均値”になります。
パチンコ・スロットが15%という
控除率に対し、宝くじの控除率は
“55%”という異常な数値です。
世界中を探しても、控除率50%を
超えるギャンブルは存在しません。
外国に言わせれば、日本の宝くじは
ギャンブルですらないそうですが。
違法賭博・ギャンブル依存症以前に
この宝くじこそが、胴元に国を置く
“ぼったくりギャンブル”というべき。
少し話が脱線してしまいましたが
日本のすべての公営ギャンブルは
“還元率が50%を超えていけない”
という法律が作られています。
還元率は控除率と正反対の言葉です。
控除率に置き換えて解釈すれば
“控除率を50%以上にしなさい”
と”独裁的”な表現に聞こえます。
パチンコはホール・景品・換金の
方式で”法の抜け道”がありますが
宝くじには”それ”がありません。
日本が公認しているのが理由です。
公認のギャンブルだからこそ
堂々と”ぼったくり”できます。
この控除率を考えず、ギャンブルに
没頭されるのであれば、それも良し。
ただ”話題作り”に購入するのも良し。
しかし、これだけは言えるでしょう。
人が作っている仕組みには、必ず
控除率・還元率が関わってきます。
この世界すべての物事・事象に
ボランティアなど存在しません。
チャリティーでさえビジネスです。
宝くじを購入する予定のそのお金
本当に他に使うべき用途がないか
もう一度、考えてみませんか。
当ブログはすべてフィクションです。
実践は自己責任でお願いします。
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