借金に時効があることをご存知でしょうか。
2019年現在では、消費者金融などの会社からの借り入れの場合では商法522条により5年、民法167条により10年と時効が定められています。
簡単に説明すると消費者金融などの会社からの借り入れ、クレジットカードの支払いなどは商法により時効は5年となり、個人間での貸し借りや裁判を起こされた債務については10年により時効となります。
また少しややこしいですが、信金などの借り入れも10年が時効となります。
借金から5年から10年が経過し時効になったからもう堂々とお金を払わなくてOK!かと言えば違います。
5年から10年経過し時効期間となっても借金がそのままゼロになるわけではないのです。
消滅時効の援用
時効期間が経過した借金は、消滅時効の援用手続きをする必要があります。この手続きをしていないうちは、10年経過しようと20年経過しようと借金はそのまま借金のままなのです。
消滅時効の援用を行うことを内容証明で郵送する形で、相手に時効の利益を相手にしっかりと伝える必要があります。
個人で行う人の中には、普通郵便で送ってしまう方がいますが、これでは相手に受け取っていないと言われてしまうと困りますので、必ず内容証明にて相手が書類を受け取ったことを郵便局の記録に残すことが大切です。
借金の契約年月日や借入金額など、借金の内容が明確になることに関する通知と消滅時効の援用を行うという内容を送付することになりますので、自分でも簡単に行えます。
弁護士に依頼して作成してもらうことが出来ますので、不安な場合は依頼するのもおすすめです。
5年から10年経過しても時効が成立しないこともある?
ただ単に、5年から10年経過するだけでは時効は成立しません。
支払いについての話をしたり、お金を少しだけ支払ったりすると、その日が1日目として再度5年から10年経過するのを待たなければならないのです。
あと1か月で時効になるという気の緩みから返済を迫る電話に出てしまうというケースもありますし、5年経過したことに浮かれてしまい消滅時効の援用を行う前に、相手からの和解書など書類にサインしてしまうこともあります。
借金の時効は5年から10年で、消滅時効の援用を行うまでには支払ったり借金について話合いを行わないように注意してください。
無視し続けることにより時効が近づきます。
当ブログはすべてフィクションです。
実践は自己責任でお願いします。
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コメント
こんにちは。楽天カード作り、借金が残ったまま、解約手続きしましたが毎月地道に支払いしてます。無職なので支払いに終われ大変ストレスです。
楽天は鬼電がすごくイラつきます。
踏み倒しって経験ないですが、できるんですかね?電話や書類が来たら全て無視!って感じで耐えるしかないですよね?
(笑)相手が弁護士立ててきたりしませんかー?他後払い決済した支払いもスルーしようか悩んでるところです。
今他の後払いした支払いもかなりの金額の支払いで任意整理を弁護士にいらいしてます。ですがもうこれ以上ムリです…って言われたので。
ここに書き込みしてる人やこのブロガーの言う事を真に受けてはだめです。
一歩間違えたら詐欺になりそうな内容もあります。
投稿者様の年齢はわかりませんがこの先の事を考えると踏み倒すよりもしっかり支払う事をおすすめします。
今の世の中、ブラックリストに入ると何もできなくなりますよ。
踏み倒しを考える前にまずはカード会社や後払いサイトの運営元に連絡をして正直に支払いができないということを伝え解決策がないか話し合いしてみてください。