匿名の銀行口座が1つあれば、
“何か”と便利なことでしょう。
その”何か”は人それぞれですが。
大学のサークル会費を集めたい方、
転売ビジネスで副業をしている方、
単純に匿名で口座を作成したい方。
前置きが長くはなりましたが
匿名の口座が作成できるのは
“ゆうちょ銀行”になります。
ゆうちょ銀行では団体名義と称して
本名と違う“匿名”で口座開設が可能。
都市銀行でも事実上は可能ですが
口座名義が“匿名+代表者”となり、
当たり前ですが代表者は“本名”。
これでは匿名とは言えません。
以下、開設時のフォーマットを
ご用意したのでご活用ください。
フォーマット
【①】運営規約
第1条(名称)
この会の名称を以下の通りとする。
【①】
第2条(設立日)
この会の設立日を以下の通りとする。
【②】
第3条(所在地)
この会を以下の所在地に置く。
【③】
第4条(会の目的)
この会は【④】を目的とする。
第5条(会員の資格)
【⑤】
第6条(役員)
この会に以下の役員を置く。
代表1名
副代表1名
第7条(代表)
代表は本会を代表し
円滑な運営に努める。
副代表は代表を補佐し
代表が欠員のときには
代表の職務を遂行する。
第8条(運営)
この会は、第4条に記載の目的を
達成するために必要な活動を行う。
第9条(規約改正)
この会の運営に規約の改正が
必要な場合、会員の過半数の
賛成により定めることとする。
附則
1.会の役員は次の会員とする。
代表 【⑥】
副代表 【⑦】
2.この規約は、団体設立日である
【②】より施行するものとする。
この規約の記載内容について、
事実と相違ないことを証明します。
【②を手書き】
【①を手書き】
【⑥を手書き】認印
目次
フォーマット解説
【】の中の“数字”には、以下で
説明する文言をご入力ください。
【①】
口座名義を入力してください。
(この部分が通帳に印字されます)
【②】
郵便局の窓口に届ける日を入力。
【③】
身分証の住所を記入。
【④】
ダンススクールの会費徴収用
ネット販売の代金受取用など
窓口に伝えるためだけの内容。
(この通帳を”何に使うか”です)
【⑤】
20歳以上の男性・資格必須、
運転免許証必須などを入力。
【⑥】
ご自身の住所と氏名を入力。
【⑦】
副代表の住所と氏名を入力。
(副代表の身分証は不要)
最後の”相違ないことを~”のみ
手書きで記入、押印して完了。
窓口での開設方法
郵便局の”口座窓口”に出向き
下記のようにお伝えください。
「団体口座を開設したいのですが
詳しい方はおられますか?」
実はこの開設をする方自体少なく
開設方法を知らない方が多いです。
無知な担当に当たってしまうと
無駄な”待ち時間”を食らいます。
口座の名義を考えるときには
株式会社などをつけないこと、
認知度があまりに高い名称は
避けることに注意が必要です。
(詐欺だと勘違いされます)
窓口へ持参するものは
下記の5点になります。
- 認印
- 顔写真付身分証明書
- 規約(上記フォーマット)
- 名簿
- 活動証明
名簿は、エクセルで作成可能です。
代表者と副代表2人の役職・氏名
住所を印刷しただけのものです。
活動証明は団体HPや議事録など
その団体の実態を証明するもの。
他サイトで雛形が溢れていますので
ご面倒でなければ作成してください。
審査基準は”担当”によります。
どうしても”難しそう”であれば
作成してから伺います、と答え
次の郵便局を探してもいいかと。
口座開設には最短1時間ほどで可能、
そのまま窓口で通帳を受け取れます。
開設後、キャッシュカードについて
窓口で作成の”有無”を聞かれますが
ゆうちょ銀行の場合は“通帳”だけで
送金や引き出しが可能です。
また、仮に作成を”断った場合”は
今後、自宅へ郵便物はありません。
余談にはなりますが、団体名義は
送金間ではカタカナに変わります。
“Me-Club”という団体名義では
送金間は“ミクラブ”となります。
彼女がミクさんであれば大喜びです。
日本各地の池を支援する団体である
“池の未来”という団体名義であれば
送金間ではそのまま“イケノミライ”。
何だか人の名前にも見えてきます。
決して悪用は厳禁です。
当ブログはすべてフィクションです。
実践は自己責任でお願いします。
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